2010年6月16日水曜日

ツールド宮古島2010(6月6日:そして・・・)

 (あの、暑いんですけど・・・・) 決して私がデブだからではありません。(シツコイって?)

 レース当日、見事な快晴でまだ7時前というのに暑い・・・。サングラスが曇っていく!

 高まる緊張と暑さの中、7時10分スタート。

 走り出してすぐ、来間島までの来間大橋や、池間大橋など、宮古島の海の景色は最高で、伊良部島の3台の風力発電タワーが見える風景などは、まさに一見の価値が有りました。 (ただレース中なので写真を撮っている暇が無い・・・・・)


池間大橋より (レースの次の日に撮影)

 20分くらい走ったころでしょうか。集団からは遠く置いていかれましたが、目の前を救急車が走っていきます。

 「落車かぁ?」

  救急車が停車しているところに着くと、なんとN山さんが座っているでは有りませんか?

  「大丈夫?」「ダメみたい!」

  短い会話では有りましたが、落ち込んでいるN山さんを見るのは初めてでした。

 その後、1時間もしないうちにほとんど一人旅状態となり、さびしく走っておりました。 (エーン!)

 チャックポイントの比嘉ロードパーク前の最大の上り坂に掛かったころ、レース中にも関わらず携帯電話が鳴り出しました。

  時間を見るとチェックポイント制限時間の10時30分を10分以上も過ぎ、誰かからの通過確認かと思って無視していたところ、それでも延々と携帯電話はなっております。

 「誰だよ!」

 と止まって電話を見るとN山さん。出るとトーンの低い声で

 「救急車で運ばれた。骨折していた。誰か迎えに来て!」「コッセツーゥ!?」

  急いでT岡さんに電話にて状況説明とN山さんの迎えをお願いしていると、コース脇にいたオフィシャルの方が近づいてきて

 「大丈夫ですか。救急車を呼びますか?」「いえ、私ではありません!!」

  という漫才をしてしまいました。(ノンフィクションです!)

 その後、動いてしまうハンドルを押さえ、立ち漕ぎも出来ず、フラフラになって 坂を上り、約30分遅れでチェックポイントに着いたのですが、片方のゼッケンを取られて回収車の人となってしまいました。

 でも一応、当初の宣言とおりに65kmは走ることが出来ました。

こんな景色がいっぱいです。

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